三月のライオン6巻を購入。逃げろ、はんなり!以下ネタバレだ!
前半、というか全体を通してひなちゃんのいじめの話だったり、それにかかわって後半の桐山君の新人戦だったり。5巻殆ど将棋を打つ描写がなかった桐山君だったけど、その分描かれていた人間関係の進展が、(まぁあんな形ではあるけれども)勝負をする理由としてフィードバックされた感じ。そうした理由を手に入れてか熱くなってはいても、島田さんに吹っ飛ばされた時みたいなおごりもなくて、勝ち方も危なげない感じ。頼もしい。
今巻での「勝負の世界」が一番強く描かれているのはやっぱり決勝戦にまつわる話。志半ばで敗れてしまった二海堂の無念と桐山の思い、一方で勝負に対してシビアな姿勢を崩さない山崎。(この人に関しては本誌の最新話を是非通して読んでもらいたい。だいぶ印象が変わる)各々に思うこと、言いたいことがあるのだけれど決して口には出さず盤の上でただ戦う。そして勝った人間だけがその思いを成就させることができる。一切の甘えも許されない世界なんだなと思う。
桐山君は人間味が増すに連れてどんどん強くなってるねー。棋譜だけ読み漁った人間味に欠ける人生に、その欠如してた人間味が他人とのかかわりによって流れ込んで、やっと勝負する「人間」としての力が付いてきたのかな。
前半、というか全体を通してひなちゃんのいじめの話だったり、それにかかわって後半の桐山君の新人戦だったり。5巻殆ど将棋を打つ描写がなかった桐山君だったけど、その分描かれていた人間関係の進展が、(まぁあんな形ではあるけれども)勝負をする理由としてフィードバックされた感じ。そうした理由を手に入れてか熱くなってはいても、島田さんに吹っ飛ばされた時みたいなおごりもなくて、勝ち方も危なげない感じ。頼もしい。
今巻での「勝負の世界」が一番強く描かれているのはやっぱり決勝戦にまつわる話。志半ばで敗れてしまった二海堂の無念と桐山の思い、一方で勝負に対してシビアな姿勢を崩さない山崎。(この人に関しては本誌の最新話を是非通して読んでもらいたい。だいぶ印象が変わる)各々に思うこと、言いたいことがあるのだけれど決して口には出さず盤の上でただ戦う。そして勝った人間だけがその思いを成就させることができる。一切の甘えも許されない世界なんだなと思う。
桐山君は人間味が増すに連れてどんどん強くなってるねー。棋譜だけ読み漁った人間味に欠ける人生に、その欠如してた人間味が他人とのかかわりによって流れ込んで、やっと勝負する「人間」としての力が付いてきたのかな。
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