書きたいことはもっとある。
あとから読んできっと恥ずかしくなる。
それでも文章として残したいくらいに、今回はくるものがあった。

サークルの定期公演、今年も名古屋の七ツ寺共同スタジオで演劇をしてきました。

過去三年は座組外から手伝いとしての参加だったけれども、自分にとって最後になる今回は役者兼演出として座組として参加。

予期せぬ不幸に見舞われたり、予期できたであろう事故に躓いたり、練習中、準備中はそれぞれがそれぞれに辛い思いをしたものと思います。しかしそれらは間違いなく糧になったし、それだけに最後形になったものから得られたものも大きかったです。

一週間スタジオに泊まり込んでの準備+公演は確かに厳しかったです。照明、音響に関してはトラブルが続いて特にそうでした。しかし決して苦しくはなかったのは、お互いがお互いを思いやれる、それこそ、それぞれが口にしたように、家族のような座組に仕上がったからだと思います。

個人的には、舞台に立ったのは実に3年と半年振り。しかも過去2回貰った役は、最後の5分だけ出てきたりだとか、4回何か言いっ放して去ってくだけだとか。経験値としてはとにかく不足しているというのに、今回は脚本の長さが2時間あり、そして自分が舞台の上に立っている時間は一時間程。さらに演出としてこれだけ尺のある脚本を扱うのも初めてでした。今となって思えばいくら最後とはいえ、よく引き受けたな、と。

こんな自分でも、最後に舞台を形にできたのは間違いなく座組員達の協力があったからです。公演が終わった後、「このメンバーだからこの舞台ができた」と感慨に耽るのはいつものことなのですが、今回の公演でその実感が特に強かったのは座組内での結束が特に強かったからでしょう。

とにかく感謝の一言につきる今回の公演でした。学校外部へ向けた公演ということもあって、4年を経ってやっと両親に自分が演劇をしているところを見せることができたし、友人にも観てもらえたし、悔いの残らない、といえば嘘になるけれども、色々なものを手にすることができました。

ありがとうございました。

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