親身の教示者の使い方
2012年10月9日 日記 コメント (4)いよいよ親身の教示者を手に入れたのでこれの使い方について。
まず、広く使われているミラージュの神秘、吸血、俗世の教示者。これらを元に翌年発売された初心者向けセット、ポータルに収録されたのがそれぞれ親身、残酷、森の教示者である。インスタントが存在しないポータルに合わせてどれもソーサリーとなっているのが特徴。残酷な教示者についてはコストが上がっており、後のポータル三国志に収録される魏の玉璽の方が直系と言えるかもしれない。
サーチの条件に引っかかるか云々、ソーサリーであることが必ずしもインスタントであることに劣るとは言えない。それこそ親身の教示者はポータルに存在しないインスタントを持ってくることは出来ない。しかし、手札ではなくライブラリーのトップにカードを置くという性質上、タイミングが限定されるという点でパワーダウンしてしまった感は否めない。
ではそんな親身の教示者をどう使うのか、初心者なりに考えてみたい。
まず本家、神秘の教示者と比較してみて。
上記の通り本家がインスタントなのに対してこちらはソーサリー。加えてサーチ出来るカードも本家がインスタントかソーサリーなのに対して親身の教示者はソーサリーのみである。
ここで本家と分家との間に生じる決定的な差は、(追加のドローをしなかった場合)ライブラリーのトップを見せてターンを返すかどうかという点だ。
これはカットやライブラリー操作で妨害され易いというだけではなく、次のターン以降の自分の挙動を把握され、対策される可能性を高めることになる。自分のターンにのみ使えるソーサリーしか持ってこられないのだからなおさらだ。
このように、使用感でいえば神秘の教示者に圧倒的に劣る親身の教示者。ではこれの使い方とはどんなものか。
まず考えられるのが追加ドローによるデメリットの緩和である。まあ、どのチューターについても追加ドローで即座に手札に引き込んでしまうのは有効なのだが、タイミングが限定されているこれらについては特に振れ幅が広いということで。
理想的な使い方としてはやはり7ドローの連打であり、意外な授かり物、Wheel of Fortuneなどと合わせて4マナから撃ち、デッキの回転をよくすることだろう。テンポ環境であることが昨今ますます顕著になってきたといわれるEDHにおいて、メインから余分に1マナ捻出するというのは決して簡単ではないのだろうが、隙なく運用するのはこれが安定なのだと思う。
運用の仕方としては追加ドローが大安定ということで良いのだろうけど、少し考えてみたいのが「あえて見せておく」というプレイングについてだ。
7ドロー、しかも奇跡がついていて次のドローステップで撃ちますよと主張する魂の再誕あたりをトップに持ってくることで、相手の動きをある程度誘い出せないだろうか。
各プレイヤー、7枚のドローが見えることで挙動に何かしらの変化が生じるだろう。そのドローを当てにして手札を全力で消費したり、デッキを回転させないためにカウンターを構えたり、手札を補充したいがために7ドローへのカウンターに対してカウンターを構えたり…
ここから裏をかくプレイングが出来ないだろうか。7ドローにカウンターを撃たせることで既に手札にあった本命を通したり、全力で手札を消費させたところにミスチューを被せてドローの直前にトップをマスデスや、自分のみのドローに変えたりと。
7ドローは周囲への影響やインパクトだけでなく、自分が手札を補充したいという強烈な意思表示にもなる。加えて手札を一度全て捨てるという性質上、「今握っている手札に有効牌がない」というサインにもなる。故に相手にこちらの意思を誤認させやすく、裏もかきやすいのではないだろうか。
もちろん、有効牌を握りながら7ドローが通って涙目になることもある、というかそちらの方が圧倒的に多そうだけれど、ここぞという時に二択をかける意味であえて見せておくプレイングも考えておきたい。
まず、広く使われているミラージュの神秘、吸血、俗世の教示者。これらを元に翌年発売された初心者向けセット、ポータルに収録されたのがそれぞれ親身、残酷、森の教示者である。インスタントが存在しないポータルに合わせてどれもソーサリーとなっているのが特徴。残酷な教示者についてはコストが上がっており、後のポータル三国志に収録される魏の玉璽の方が直系と言えるかもしれない。
サーチの条件に引っかかるか云々、ソーサリーであることが必ずしもインスタントであることに劣るとは言えない。それこそ親身の教示者はポータルに存在しないインスタントを持ってくることは出来ない。しかし、手札ではなくライブラリーのトップにカードを置くという性質上、タイミングが限定されるという点でパワーダウンしてしまった感は否めない。
ではそんな親身の教示者をどう使うのか、初心者なりに考えてみたい。
まず本家、神秘の教示者と比較してみて。
上記の通り本家がインスタントなのに対してこちらはソーサリー。加えてサーチ出来るカードも本家がインスタントかソーサリーなのに対して親身の教示者はソーサリーのみである。
ここで本家と分家との間に生じる決定的な差は、(追加のドローをしなかった場合)ライブラリーのトップを見せてターンを返すかどうかという点だ。
これはカットやライブラリー操作で妨害され易いというだけではなく、次のターン以降の自分の挙動を把握され、対策される可能性を高めることになる。自分のターンにのみ使えるソーサリーしか持ってこられないのだからなおさらだ。
このように、使用感でいえば神秘の教示者に圧倒的に劣る親身の教示者。ではこれの使い方とはどんなものか。
まず考えられるのが追加ドローによるデメリットの緩和である。まあ、どのチューターについても追加ドローで即座に手札に引き込んでしまうのは有効なのだが、タイミングが限定されているこれらについては特に振れ幅が広いということで。
理想的な使い方としてはやはり7ドローの連打であり、意外な授かり物、Wheel of Fortuneなどと合わせて4マナから撃ち、デッキの回転をよくすることだろう。テンポ環境であることが昨今ますます顕著になってきたといわれるEDHにおいて、メインから余分に1マナ捻出するというのは決して簡単ではないのだろうが、隙なく運用するのはこれが安定なのだと思う。
運用の仕方としては追加ドローが大安定ということで良いのだろうけど、少し考えてみたいのが「あえて見せておく」というプレイングについてだ。
7ドロー、しかも奇跡がついていて次のドローステップで撃ちますよと主張する魂の再誕あたりをトップに持ってくることで、相手の動きをある程度誘い出せないだろうか。
各プレイヤー、7枚のドローが見えることで挙動に何かしらの変化が生じるだろう。そのドローを当てにして手札を全力で消費したり、デッキを回転させないためにカウンターを構えたり、手札を補充したいがために7ドローへのカウンターに対してカウンターを構えたり…
ここから裏をかくプレイングが出来ないだろうか。7ドローにカウンターを撃たせることで既に手札にあった本命を通したり、全力で手札を消費させたところにミスチューを被せてドローの直前にトップをマスデスや、自分のみのドローに変えたりと。
7ドローは周囲への影響やインパクトだけでなく、自分が手札を補充したいという強烈な意思表示にもなる。加えて手札を一度全て捨てるという性質上、「今握っている手札に有効牌がない」というサインにもなる。故に相手にこちらの意思を誤認させやすく、裏もかきやすいのではないだろうか。
もちろん、有効牌を握りながら7ドローが通って涙目になることもある、というかそちらの方が圧倒的に多そうだけれど、ここぞという時に二択をかける意味であえて見せておくプレイングも考えておきたい。
コメント
それ以外だとTTやタイムワープにしか使えないので青黒系以外のデッキでは使いこなすのが難しいカードだと思っていますね。
精神力とインスタントのドローがある時のみ、時間の熟達を考えます。
見せてミスリードを誘う場合は、仕掛ける直前になると思います。
なので個人的には、マナが必要ですが商人の巻物→FoWと動きたいです。
コメントありがとうございます!
万能サーチがあれば序盤の立ち回りに充分役立つわけですね…リスクは伴いますが一応赤にもギャンブルというカードがあるにはあるので、覚えておきたい立ち回りですね。直観の時もそうだったんですが、サーチ→サーチと繋ぐイメージが自分の中で出来上がっていませんね。
>kafeさん
やっぱりミスリードを誘うより堅実な立ち回りが求められますね。
独楽の存在でインスタントタイミングのドロー難しくないということに気がつきましたし、やっぱりドローでカバーして普通に運用するのが良さそうですね。